地上ステージの最終面です。左図は、この面の初期状態です。 この面は、このゲームで最後の純粋パズル面と言ってもいいかもしれません。 しかし、その割にはクリアしてみるとショットが余っていることが良くあります。 実はあまり厳密な面ではないのかなあ、と思っていたところ、水音氏から いくつかの別解の存在について報告がありました。ここではショットが余る件と別解の存在について 整理し、紹介しようと思います。 なお、以下ではクリアまでの手順を前半と後半に分けて、それぞれでいくつかの 手順を紹介する形で解説していきます。 |
次の目標を達成できるところまでを前半戦とします。
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手順A(ショット1発使用): そばにいるスネーキーをメドーサの右に置き、 その上のEFをメドーサの上に置きます。 次に画面下のEFを画面の中央に持っていくと、左下のハートが 取れます。 一番率直なやり方です。ショットの使用数が少ないのが利点です。 | |
手順B(ショット2発使用): まず、そばにいるスネーキーを吹っ飛ばします。 次に、下から2段目にあるEFを一度左に押してから 右に押し直して、スネーキーのいた場所に置きます。 するとスネーキーがホール1の上に復活します。 ここで、先ほど置いたEFをメドーサの右に運ぶと盾が完成します。 あとは、余った石を中央に持っていけば左下のハートが取れます。 メドーサの上にホール1があることを利用した解法です。 攻略本にはこの手順が載っています。 | |
手順C(ショット2発使用):
メドーサの右にホール2があること、 メドーサの下の石を半歩ずらすと塞ぎ石になることを利用した解法です。 | |
手順D(ショット2発使用):
メドーサの右にホール3があることを利用した解法です。 しかし、前半戦でこの手順を使った場合、通常の方法ではクリアできません。 詳しくは後ほど説明します。 |
最上段メドーサの下と左、左端メドーサの右と上に
障害物を置いて、宝箱を取れる体勢になるまでを後半戦とします。
これを達成するには、画面内の障害物の数の関係上、 次の条件を満たさなければなりません。
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まず、正答と思われる手順から見てみましょう。
手順E(ショット7発使用): ※注:手順D実施後に実行することはできません
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(つづき)
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手順F(ショット6発使用): ※注:手順D実施後に実行することはできません
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(つづき)
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次に、手順E,Fで使った半歩ずれを駆使したEF運搬
を使わなくてもクリアできる手順があるので、
それを見てみましょう。 手順G(ショット6発使用): ※注:手順D実施後に実行することはできません
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(つづき)
この解法は、水音氏に提供してもらいました。 どうもありがとうございます。 | |
続いて、手順Gのパワー1回節約版を紹介します。 手順H(ショット6〜7発使用): ※注:手順D実施後に実行することはできません
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(つづき)
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(つづき)
以上、手順3が決め手となってパワーを節約できている解答です。この手順はさすがに盲点でした。 この解法も、水音氏に提供してもらいました。 どうもありがとうございます。 | |
さて、以上の手順は前半戦で手順Dを使っていた場合、使用できません。
もし手順Dを使ってしまった場合は、以下の反則技を使う以外に
クリアする方法はありません。 手順I(ショット5発使用):
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以上の前半戦の手順と、後半戦の手順を1つずつ組み合わせた数だけ 解答が存在します。具体的には左図の通りです(カッコ内の番号は 使用するショットの数です)。反則技を除外した場合、 最も少ないショットでクリアできるのは、 手順Aからスタートして合計7発使用するパターンで、 これは3発余りになります。 |